埼玉県環境科学国際センター機関リポジトリ(個別情報)
■ ID 588
■ 種類 学会発表
■ タイトル 廃棄物埋立層の安定化を阻害する要因の評価
■ 著者 朝倉宏    (独)国立環境研究所
井上雄三    (独)国立環境研究所
山田正人    (独)国立環境研究所
遠藤和人    (独)国立環境研究所
小野雄策    埼玉県環境科学国際センター
小野芳朗    岡山大学大学院
   
   
   
   
   
■ 出版元 (社)全国都市清掃会議
■ 出版年 2007
■ 誌名・巻・号・年 第28回全国都市清掃研究・事例発表会、平成19年2月2日
■ 抄録・要旨  我が国では焼却灰の埋立が多く、廃棄物層内は高アルカリ化し、微生物活性が低下しているものと考えられる。そこで、液体培地(コンポスト10g、土壌10g及び浸出水10mL、BOD用植種剤2錠を蒸留水で1Lに希釈)などにNaOH添加しpHを変化させて、酸素消費速度を測定した。  その結果、pH11を境として微生物活性が大きく異なることが判明した。pH11以上だとほとんど酸素消費が起こらずTOCの減少も見られなかった。pHが低くなるにつれ酸素消費即だ高くなり、中性付近では直ちに酸素消費が起こった。酸素消費が始まると、その速度は一定で、0.01-0.02mmol-O2/(h・mmol-C)であった。また、pHの低下は2段階で行われており、1段目はICと酢酸によるもので、2段目はICの増加によるものであることが分かった。
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